自分との対話を深めるビリーフシステム勉強会に通っています

2014年の秋から5ヶ月、月に1回のビリーフシステム勉強会に通って、そして2015年の4月から次のレベルの勉強会がスタート。自分を知ることは新しい発見もあり、自分との対話もあり、自分を知るって自分を取り巻く愛を知るのと同じような感覚かもしれないな、と思って勉強会に通っています。
教えてくれているのは大塚彩子さん(http://www.sonorastudio.net/)。
5/10に第2回目の勉強会に参加してきました。

人は思ったようにしか世界を見れない

自分がこういう世界だと思い込んでいたら、そういう世界しか、自分の目は映さない、ということ。 じゃあ自分が見ている世界を作り出す、自分の思い込みはどんなものがあるんだろう?と探求するのが第2回目のテーマでした。

今回の主役はコアビリーフ、準主役はコーピングビリーフ

コアビリーフ
コアビリーフというのは、簡単に言うと自分の思い込みの1番根底にある、ラスボスみたいなやつです。幼少期からの母親、家族関係の中で自分の中で育っていくラスボス。本当はみんな愛されるために生まれてきているのだけれど、成長過程で愛されてない、大切にされていない、みたいなネガティブなメッセージを受け取ってしまって、そこからどんどん膨れ上がっていってしまったのです。 自分には何かが欠けている、とか。価値がないように思ったり、見捨てられるんじゃないかって不安になったり。そういう心のどこかにひっそり膝を抱え込んでいる寂しくて泣いているような、そんな小さな子供だと思ってもいいかもしれません。ラスボズなのに、小さい泣き虫な子供。
コーピングビーリフ
コアビリーフの機嫌を取るためにルールを決めて動く家来みたいなのがコーピングビリーフ。
自分の思い込みが作り出したマイルールのことです。こうしたらうまくいく、こうしたら傷つかないっていうのを無意識にやってくれています。

自分の性格を作り出しているのは…

コアビリーフの思い込みをさらに実証してその思い込みをさらに強化させちゃったり、無理無理って逃げてみたり、そんな不安とか思い込みとか持ってない!不安なのは頑張ってないせいだ!もっともっと頑張らないと!って頑張って、そういうふうにコアビリーフとコーピングビリーフは結びつきを強くしていって性格を作り上げていきます。 

上司によく言われていたんです。あなたは逃げることしかしてないね、って。まさにその通りでした。 自分の性格ってどんなものかなっていうワークをしたら、全部、問題から回避、回避!回避!しかなくて驚きました。 あたしはただ傷つきたくなくて、愛されているんだって気づきたくて、ここにいていいんだよ、置いていかないよって言ってほしくて、だけど失敗したらそういうの全部なくなっちゃうからって逃げる、っていう選択しか出来なかったな、と改めて見つめることが出来ました。 いい子でいなくちゃ、いい子っていうのは親の言うこと聞いて、自分の言いたいことは言っちゃだめで、悪いって怒られるようなこと、しちゃだめで……そうやって自分を生きてきた。だから全部がそういう基準になっちゃうんですよね。

まとめ

ラスボスのコアビリーフは、本当は囚われのお姫様なのかもしれません。自分を探求することは、囚われのお姫様を救いだして、もう怖くないよ、よく頑張ったね、もう寂しくないよ、これからは幸せに暮らそうねって自分の心地よい生活をお姫様に提供してあげることの第一歩。
あたしたちは日々大人として成長していく。大人になるということは選択肢が増えていくことなのだと、あたしは何となく思うのです。 
選択できます。心の中で泣いている子どもを救いだして、もう良いよって抱きしめるか。それとも見ないフリをして、目の前の忙しい現実だけに目を向けるのか。 選択して、あとはどうしていくか、というのも、決めることができる。自分を苦しめているところから逃げるのか、向き合って受け止めるのか。 
夢をなくしていくのが、大人ではなくて、大人だからこそもっともっと夢をみて、選択していくことをしてもいいのかもしれません。大人になりたいって子どもがときめく世界があったらいいな、そんな風に思ったのでした。

沢山自分と対話して、自分を見直して、そういうことが出来るのは凄く幸せなことですね。
来月の勉強会も楽しみです。

ザ・ワーク 人生を変える4つの質問

ザ・ワーク 人生を変える4つの質問

すべては変えられる ―「思考」をつくる心の奥の秘密―

すべては変えられる ―「思考」をつくる心の奥の秘密―


「21世紀を生き抜く3+1の力(佐々木裕子:著)」を読んで

このような本は凄く久しぶりに読んだ気がします。 もっと自分を信じて進んでいこうよ!っていう背中を押してくれて、心を熱くする、本。 素敵な本は巷に溢れていますが、(そして、その素敵、は読者それぞれが決めるのだと思いますが)読者に寄り添ってわかりやすく、読者を励まして、どう進んでいったらいいか提案してくれる本って少ないかな、と思うんですよね。

どんな本か、というと… 

大まかな本の流れは、21世紀はこんなふうになっていくんじゃないかな、という未来の方向性を指し示し、そんな世の中を、あなたはどう生きていきますか?と問いかけて、佐々木さんが現時点で出せる答え、「21世紀スキル」を提案していく、という流れです。

 21世紀スキルとは… 

21世紀スキル、には3つの力が挙げられています。「考える力」「共創する力」「進化する力」。それぞれの詳しい力をどうやって身につけていくか、という詳しいことは本書に書かれているので、読んでもらえたらな、と思います。ちなみに+1は自分軸、自分を形成している好きなものだったり、情熱だったり、そういう核のことを指しているのだと思います。 あたしがこの本を読んで、この21世紀スキルを身につけるには、やっぱりしっかり自分と向き合って、好きなこと、得意なこと、実際にやっていることを自覚して、自分がどう進んでいきたいのか自問自答を繰り返していくことしかない、自分を磨いて成長させるのは自分が動いていくしかない、ということ。

 21世紀スキルを使って生きていくために… 

悶々と考えるのは、割と得意です。分析するのも得意。ただ、今の時点の解決策を出すことからついつい逃げていました。きっとまだまだ弱いけれど、「考える力」というのはある。「共創する力」のも「進化する力」もあるのだけれど、それはまだまだ原石のままあたしの中にあるのかな、という気がしました。自己認知とか自己修正とかしっかりできるようになりたいし、誰かと対話して共に作っていく、答えを探していく、というのも、苦手と思って逃げていた部分です。この辺りは自分自身の中にある生きにくくしているビリーフもあると思うので、じわじわと、自分に向き合いながらになりますが。 楽な方向に進みたかったら進めばいいと思うんです。ただそれが自分軸のない、未来に左右される人生はあたしだったらお断りです。誰かと同じ人生も、誰かに決められてしまう人生も、嫌です。 正解がある世界でずっと生きていたから、誰かからの賞賛や意見をずっと気にしていたけれど、そうじゃなくてもいい。正解探しをする必要はない。自分に大切なものを選択して、とりあえず決めて進んでみて、振り返って改善して次やることを決めて進んで、を繰り返していく。そうやってあたしは生きていきたい。どうせ無理とか、やってないのに決めつけてしまうの、絶対もったいない、ですよね。やってみなきゃわかんないし!やって手応えあったら改善すればいいんだし!諦めないで、やっていこう。

まとめ

とにかく読んでもらいたいな、と思うんです。佐々木さんの愛情というか、この本に込められた優しさは、母親の目線で綴られている文章からもわかってもらえると思います。 
私がこの本を書く過程で得た最大の気づきは、21世紀を生き抜いていく娘に私がしてあげられることは、たいへんシンプルなことだということです。彼女が生まれながらにもっている「生き抜く力」を信じて、自分がその力を削がないように、愛情をもって見守ること。そして、むしろ私自身が彼女から学び、共に進化し続けること。(P249、おわりに、より)

余談ですが…

第1章に書いてある、少子高齢化社会が進んで、平均で75歳まで仕事をする、という文章を見たときの私の衝撃は、マジで⁉︎という言葉以外ありません。本当にそうなっちゃったらやだよーと思ったのは、まあ想像に容易いかと思います。75歳まで看護師やれないわ…というか、何となく、多分そういう仕事より、アドバイザーみたいな仕事だったりをしてる、そんな気がします。体力使う仕事はやっぱり体力ある人たちにやってもらいたいですもん。あ、その頃にはロボットとかなのかしら…?

脳卒中で、75歳よりずっと若い30歳に満たない人も最近入院してたりしてる現状で。生活習慣病が溢れている先進国で、75歳までしっかり働ける体作りっていうのはこの先生きていく上では凄く重要だと思います。

21世紀を生き抜く3 1の力

21世紀を生き抜く3 1の力

21世紀を生き抜く3 1の力

21世紀を生き抜く3 1の力

意識障害って診断されたら、その意味、わかりますか?

脳外科病棟に看護師として勤めて長いのですが、あまりに当たり前の症状で、身近すぎて、ご家族に意識障害って何ですか?こんな症状ないですよね?意識はしっかりしてます、話してもわかってると思うので意識障害ではないですよね?と確認されたときにそのご家族が納得出来る説明を提供できなかったので、改めて知識を振り返ろうと思います。

脳卒中(脳梗塞脳出血クモ膜下出血)を起こすと多くの方が意識障害を起こします(起こさない方もいらっしゃいます)

脳卒中で入院された方の多くが発症当初、ぼんやりしていてどこか曖昧、わかってるのか怪しい、刺激がなくなるとすぐにうとうとしてしまう…そういう症状が見られることがあります。
大まかにいうと意識障害というのはそういう症状を指します(と、ご家族に説明したのですがわかってもらえず…)

意識とは
意識とは、覚醒度と認識機能の2つの要素で捉えることができます。
覚醒度
覚醒度は外からの刺激に対する反応です。例えば、声をかけられたら声のするほうに顔を向けたり、寝ていても目を覚まして反応を返しますよね?そういった反応のことを指します。
認識機能
認識機能は、外からの刺激に対してその内容を把握することです。例えば、今声をかけてきたのは○○さんだ!とか自分に声をかけてきてるなーとわかる、ということを指します。
つまり、意識障害とは…
意識障害はこの覚醒度と認識機能のどちらか、または両方が障害された場合のことを指します。
ぼんやりしてる、声をかけないと寝てしまう、という症状がある場合は意識障害と診断されることがあります。
意識障害の回復の経過は人それぞれです。徐々に覚醒度があがっていくことが多いですが、脳に対するダメージが大きければ回復にも時間はかかります。
状態や経過についてはある程度時期をおいてからDrから説明があります。発症当初、入院当日はもちろん説明がありますが、状態が変わっていなかったり検査が一通り終わっていなかったりすると、Drから説明できることは入院当初した話と同じになってしまいます。
日々のちょっとした変化や出来事についての話なら看護師もできますので気軽に声をかけてもらえたらいいのかなと思います。
意識障害のこと、少しでもわかってもらえたら嬉しいです。

病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経 (Medical Disease:An Illustrated Reference)

病気がみえる 〈vol.7〉 脳・神経 (Medical Disease:An Illustrated Reference)


人生は見切り発車でうまくいく 奥田浩美

 [書評]人生は見切り発車でうまくいく 奥田浩美

人生は見切り発車でうまくいく

人生は見切り発車でうまくいく

 

著者について&本の概要


これまでに携わったITイベントの数は300以上、のべ動員数は10万人以上、数億円規模のイベントをいくつも成功に導いてきた実績からIT業界では「女帝」と呼ばれている著者。幼い頃は親の期待に応え、親が敷いたレールに沿って歩んでいた人生であったという。しかしレールの先ー人生の先ーが見えてしまったときにそのレールを降りる決意をする。ときに受動的に、能動的に行動のきっかけを得ながら、人生の進み方についてのヒントとして見切り発車でうまくいくのではないかということを纏めた本。勢いがあり、パワーに溢れ、前向きになれる本である。

 

本の要約とポイント

第6章までの章立てで構成されている.
それぞれの章の要約,その中で得た学びを紹介する.

第1章:結果を出す人がやっている見切り発車とは?
主張:とにかく考えるより悩むより行動あれ
根拠:レールから外れることで人生の見方が大きく変わり、物の見方が変わるとチャンスが広がる。リアルな経験を積まなければ、一生自信がつくことなどあり得ない。失敗することで試行錯誤し、行動することで成功が得られる。
学んだこと:確かに悩んでいても、机上の空論でどうなるか、はわからない。一歩踏み出すことで失敗したとしても次の方法を検証出来る。まずは試しにやる、ハードルを下げて挑戦する姿勢を身につけたい。

第2章:今日から結果を出す!発車するときの工夫
主張:スピードとパワーを上手に使うこと。マイナスの中にある、プラスを探すべし
根拠:決断力は経験と訓練で身につくが、決断のスピードをあげるには捨てる、やめる、逃げるなどといった行動が役立つ。行動して出来なかった、その理由に目をつけると成功へ繋がっていく。嫉妬した気持ちを自分の行動の目安にする。嫉妬するということは自分がそうなりたい、そうしたいと思っている、ということ。スピードにはマイナスエネルギーはついていけない。
響いたこと:逃げるのは決して悪いことではない、という言葉。
学んだこと:自分の感情に気づき、上手に感情を扱う。悩みや恐れを感じる前に一歩踏み出してしまえばこっちのさもの。逃げだ、と周りに思われても決断し、自分の人生を切り拓いていくためならネガティブだと言われる感情も利用していく。

第3章:壁を感じたときにどうするか?
主張:壁やピンチをチャンスとして受け止めるべし
根拠:ピンチは成長を促すきっかけ。ピンチをきっかけに物事を多角的に見えるようになる。ピンチがあると改めてなぜやりたいのか改めて考え直すことになる。自分の中にある強い気持ちを実感し、その熱意やピンチである今の状況を周りにアピールすることが出来る。ないものに意識を向けるよりもそこにあるものを活かす。ピンチがなかった場合、自分がやりたかったことや伝えたかったことは何か、それを最短で叶える行動は何か、どう行動するか、ということを考えて行動する。
学んだこと:壁やピンチは諦めるところではなく、そこから何を思い行動に移すか、ということが大切。

第4章:見切り発車で仲間を増やす方法
主張:幸せを共有すべし
根拠:溢れる思いや諦めない思いが周りを巻き込む熱量になる。人のチャンスを広げていく中で自己価値が高まり、信頼できる人になることで欲しい情報が手に入るようになる。憧れの人やなりたい人たちと一緒にいることでその人たちに近づくことが出来る。
学んだこと:自分ですごい!素敵!と思ったことはどんどんシェアしていくことで周りに貢献できる事もある。出来ない、人が求めていないだろう、と勝手に決め付けず自分の感性を信じて情報を発信してみることは大切かもしれない。憧れの人に近づけない、と諦めるのではなく近づくために今の自分はどう行動すればいいか考えてみる。

第5章:見切り発車で想いを形にする人たち

第6章:10年後も生き残るための見切り発車
主張:経験の積み重ねで自分の価値や人生の深みが増していく
根拠:経験の積み重ねが成果につながっていく。失敗は人生の辞書であり、成長への架け橋。人の価値は成果だけではなく、愛や感謝が裏付けられる。思い切りがない人ほど見切り発車に向いている。見切り発車は発車する瞬間ではなく、見切り発車した後の対応が積み重ねとして生きていく。
学んだこと:見切り発車の瞬間が大切だと思い込んでいたところがあったけれど、そうではないことがわかった。見切り発車してもその電車の中に夢や希望や大切な人たちを乗せているのなら尚更現状を把握し、どう進んでいくか、計画や手法を変更して進んでいくことが必要であることも納得できる。

 

人に勧めるとしたら


勇気が出ず、前に進む気持ちが薄いなと感じる人やどうしたら壁を乗り越えられるか悩んで進めない人に勧めたい.


見切り発車が出来る人は勇気や勢いのある人しか出来ないものだと勝手に思い込んでいたが,著者は思い切りのない人ほど見切り発車に向いているという.それがとても心に響いたし,救われると感じた.

ツナゲルアカデミー第4講,受講してきました

 

1/17ツナゲルアカデミーに参加してきました.そのときの感想です.
まず先日大転換を遂げた,という立花さんとセラピストの彩さんの話から.

 

「気付きの積み重ねを大切に」

 

自分の感情や思考ってあって当然だし,そもそもそこにあるものでしょう,って思いがちだと思うんです.だからこそ,その感情イコール全部の私,みたいなことになってしまうのかな,と思いました.
どんなことにむっとしてしまうのか、どんなことに悲しいって思うのか,それと同じくらい楽しい!嬉しい!わくわくする!!っていうもの、そういうことに気付いていくことで見えてくることって結構あるんだろうなと思うのです.
その感情や思考はイコール自分,じゃなくて,私の一部.
そんな自分に向き合うこと,自分の中にどんなプログラムがインストールされているのか、しっかり向き合わないといけないな、っていうことを改めて感じました.
ただ感じる.ああこういう気持ちが私の中にあるわーって見つけていく,見つめていくことは,積み重ねていくと,自分の中に隠れている色んな宝物や課題を見つけることなのかもしれない.だからこそ,大転換に繋がるし,そして、課題の分離にも繋がっていくのかなっていう印象を持ちました.
そして,なるほどな,と思ったのは,「放っておくとダメになっちゃうという世界観」のお話しの中で,ない,ということは何かがある状態と比べているんですね,という言葉.何かと比べているから,ないって思うのか,という気付きがとても大きな学びだったな,と思います.
ない!より、ある!に意識を向けるには…持っているものをどう活かしていくかっていうのも大切な視点なのかもしれないように思いました.
そして私のうっかりしていた点は多面的にみる,ということ.1つ学べば,1つ意見を聞けばそれでいいか,と思いがちだったな,と振り返ることが出来ました.
多面的に見ることは一つの意見に囚われるんじゃなく、色んな意見を聞いて、自分にとって最良の方法を選べるし,1つだけを選ぶんじゃなくて,色んなものを混ぜ込んで自分なりの方法を見出せるかもしれないし,色んな専門家の人に意見を聞くこと,参考にしていくのは必要なことだな,と思いました.


小倉さんの講演

 

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
 

 

実は,ご本,全部読み切ることができませんでした.受け入れたくない,よくわかんない,って放り出してしまったんです.
ここまでの道のりを選んできた自分を責めてしまう部分もあって向き合いたくなかったのかもしれないです.あと,自分にはうまく理解できないっていう変に構えてしまった自分もいました.
でも,実際,講演を聞いてみるとわかりやすかったし,納得もしたし,何で構えちゃってたんだろうってちょっと肩の力が抜けました.捉え方次第なんだな,と思いました.

課題の分離のこと

誰の課題なのか.他の人の課題を背負って生きていくことはしんどいし,続けていってもきっと誰の幸せにも繋がらないのかな,と感じました.難しいけれど、相手を尊重していくこと、自分を尊重していくために、相手のところに土足で立ち入らないようにしたい.それは誰の課題なのか、見つめていく視線は大切で、養っていく必要があるな,と感じました.

自分の選択=人生戦略

つまり自分はどう見られたいのかな?と視点を変えてみること.無意識にやってることはない?と問いかけている途中です.そこから変わっていきたい場所、ところがあるならそこから変えていけばいいし,自分で選択していけるということは、変わっていくってことも選択できる、ということ.
今の自分を作ったのは,過去の自分で,だからこうなったのは自分のせいなんじゃないか、自分で選択した結果がこれ、っていうのが、とても不甲斐なくて、受け入れたくないと思ったんですが,そこから立ち上がるのもへたばって動かないって選択するのもまた自分で決めていけるのなら、最良の道を選んでいける、ということなんだな,とセミナーが終わってから振り返っていたときに思えました.
今まで歩いてきた道のりは、あのときの自分にとって最良の道で、必要だから選んだ道であって、誰も責めたりなんてしないし,こうやって、必要なことに気づくきっかけを作るための道だったのかもしれないし、間違いではない、はず。
もっと行きたい、たどり着きたいところがあるなら、それを選ぶ、ただそこに向かっていけばいいじゃん!ってことがよくわかった。
変えていくことはできるし変えないってことを選択することもできる.

褒めることと勇気づけ

自分が普段していることは褒めてること?それとも勇気付け?なのかな,って振り返る機会になりました.結構褒め上手って自分では思ってたけど、それって上から目線だったのかもしれないな…と.
教育担当としての立場があるので,勇気づけなのか,褒めているのか,考えながら後輩に接していきたいなと思いました.


気づくこと、認知すること、を続けていくこと。だって知らないとその道を進むことにさえ気づかないまま。知らないことは見えないし気づけないし、だからわからないままなのだ。
そして、最良と思うことを選択して行動を起こしていくのがやっぱり大切。だって、何もしないまま立っていたって物事は進まないから怖くても一歩ずつ進まないと意味がない。だから行動を伴わせること。
そのことを改めて感じたセミナーでした.

 

社長の掟 著:吉越浩一郎 を読んで

社長の掟 著:吉越浩一郎 を読んで

初めに

看護師として働いている私は、社長さんって遠い存在、というイメージ。そして、一般的な企業の管理職の立ち位置のイメージも曖昧です。いや、そこまでは……言い過ぎだと…信じたい。
もちろん皆さんも知っていると思いますが、看護師にも師長、主任という管理職があります。あとは専門、認定看護師(糖尿病だったり、集中領域だったり専門分野を学んでスタッフの育成や患者さんのより良いケアをするための看護師さん)がいます。師長や主任、専門・認定看護師の上には更に看護部長がいます。いちスタッフとして働いていますが、イマイチ看護部長さんの働きや師長さんの働きはよくわかっていません。
そんなあたしなので、セミナーの課題図書として挙げられていなかったら多分手には取らない本だったかなと思います。デッドライン仕事術辺りはもしかしたら手にしていたかもしれませんが……

読んだ第一感想として。

書かれている社長像と自分の勤めている病院の管理職の方たちを当てはめてみました。自分の中の素直な感情として、色んな不満が沸き起こります。これが出来てないとか、こうしてくれたらもっと良いのに、とかそういう感情です。
(本を読む以前から)こんな病院辞めたい、なんて何回も思っています。転職してみようかな、っていうのも頭の隅っこにあります。
不満ばかり言って、どこの会社に転職しても、それが自分の理想の会社じゃないかもしれない、だったら自分が社長になったらいいんじゃないか、と初めのほうに吉越さんは書かれています。それが何よりも衝撃でした。
あなた自身の働き方を変えればいいのだ 。一番良いのは 、将来自分が社長になると心に決め 、それに合わせて今日から仕事の仕方や考え方を変えるのである
看護師になって9年目。過去に師長に今後どんな方向性で進むのか確認されたことがあります。その際言われたのが、看護師の方向性として、管理職になるのか、専門・認定看護師などの資格を持つ教育者になるか、どちらかしかない、ということでした。そのとき、あたしは責任が重すぎて、Drたちとも意見を言い合わなければいけない管理職には興味がないです、と答えたのです。何よりも自分の下につく、スタッフを守りきれる自信がなかったのです。仕事をしない、スタッフを守ってくれないとスタッフ全員が思っている、その看護部の管理職の一員となる、なんてとんでもないことでした。
だからこそ、吉越さんの、この言葉はとても心に沁みました。
現在社長でない人にとって 、いまという時間は 、社長になるためにせっかく与えられた準備期間なのである 。そう考えれば 、理不尽や不条理も自分を鍛えるための絶好の課題になる 。視野が狭く判断の遅い社長や 、リ ーダ ーシップのかけらもない上司だって 、クリアすべき障壁であり 、格好の反面教師に変化させるのである
ちょっとだけ、管理職に興味が湧きました。でもね、あたしはやっぱり、現場で患者さんが良くなったり、スタッフ同士で色んな工夫をしていけることがとても好きだし、教育者として、スタッフを育てていくのは自分の性格に合っているのかな、とも思いました。

リーダーシップ!はとても気になる部分。

病棟の看護師は、その勤務帯でリーダーを立てて動いているところが多いと思います。その病棟内でリーダーの立ち位置は変わってきますが、その勤務帯で先頭に立って周りを見て、動くリーダーさん。リーダーを取り始めるようになるのが2年目から3年目になります。そういうスタッフにリーダーシップとは何なのかを考えて動いてもらおう、という研修を企画、運営するポジションにひっそりあたしはいて、第1回目を5月にやりました。因みにリーダーを取り始めて数年経ったスタッフにはアサーティブコミュニケーションの研修、主任代行を務められるくらいのスタッフには看護部の理念を考えて自分の目標を考えてもらう研修も行っています。
5月に行った研修でアンケートを取って研修の評価や次回(今月の末に2回目を行います)の参考にしたのですが、そのときのアンケートに、リーダーシップを取るために自分には何を身につけたらいいのか、周りからの応援・支援はいるか、何が障害となるか、など問いを作ったのですが、支援も必要ないし、障害も今の所特記することがない、という回答がとても多かったのが印象的でした。
それは本人が本当に支援されていないと思っていたり、気づいていないのかもしれないし、そのスタッフを育てる立場の上司が的確なフィードバックを行えていないからなのかな、とも思えます。1人で仕事をしてリーダーシップを取れるようになるか、と言ったらそうではないでしょう。そんなリーダーになんて誰もついていきません。
そういう点で吉越さんが的確な表現をしているのが、ここだな、と思いました。
与えられた課題に対し 、完璧なものを提出できなかったとしたら 、その部下には資料の読み方か 、デ ータの集め方か 、関係者へのヒアリングの仕方か 、市場動向や商品力の認識か 、とにかく 、そのプロセスのどこかに甘い部分があるのである 。それは 、本人が気づいていないのかもしれないし 、自覚はあってもこの程度でいいだろうと高を括っているのかもしれない 。そして 、誰かに指摘されないかぎり 、その甘さはずっとそのままなのだ 。だから 、上司は部下の実力を見極め 、いまの力では少々手に余ると思えるような課題を与えるのである 。
何度も結果に戻り 、部下が自ら気づくまで辛抱強くつきあえるのが 、いい上司なのである 。これを上司がどこまで徹底できるかによって 、部下の成長速度が決まるといっても過言ではない 。
本当に重要なことは 、ほとんどが言葉にできない暗黙知の部分なのである 。それは 、本人が気づき 、自分で身につけていくよりほかないのだ 。

経験し、本人が気づいて、身につけていくしかない。けれど、上司は部下の甘さに気づき、課題を与え、成長するように促していく。気づきというのは、看護にとってもとても大切な部分でもあるので、気づいてフィードバックを心がけていきたいなと感じた。

戦友として働いていきたいから…

経営にかかわるような大事なことが報告されず 、問題が発覚したあとになって 「私は聞いていなかった 」と 、まるで自分には責任がないような言い方をする社長が 、最近はずいぶん目につくが 、私にいわせればそんなものは 、 「自分は経営トップとしての仕事をやっていません 。無能な社長です 」と宣言しているに等しい
これは部下を持つ全ての方にも当てはまるのかなと感じます。見てなかった、聞いていない、知らなかった、は言い訳にもならない。インシデントが起きる度にそう感じます。事故を起こさないように、より良い看護を提供するために。
オープンにされている情報はしっかり目を通し、自分の意見を持つ。みんながこうしてるから、じゃなく、根拠を持って。リーダーとして勤務帯で立っているときも、患者さんを受け持ちスタッフと同じくらい把握出来るように。
まだまだ自分の課題はあるし、スタッフを育てるために出来ることもあるな、と感じました。

吉越さんのご本は初めて読みましたが、この本は社長になりたい方限定ではなく、社会人になってまだ間もない方や仕事に不満を抱えている方も是非読んだら参考になる部分が多いのかなと感じました。


ツナゲルセミナー第2講

9月20日にツナゲルアカデミー、その第2講に参加してきました。そのときの感想を、2ヶ月間経ってしまいますがUPします。
▾ 立花さんの講義
「何となく」で始めると「何となく」で終わる、という言葉がぐさっときました。劇的に変わると決めて行動すれば劇的に変わる、行動しないと何も変わらない……確かにそうなんだけど、中々自分にしっくり来るものを見つけられていないのが現状だな……という切ない思いでいっぱいでした。
正しく決める、正しく眠る、正しく食べる、正しく運動する、正しく目標設定をする、正しく記録する。その話の内容はとてもよくわかるし、その大切さはわかっている、気がします。でも、わかっているけれど、じゃあどうしたらいいのかなと未だに決めかねている状態です。
私の中で特に興味があるのが、正しく決める、目標設定する、記録する、です。
自分を振り返ってみると、計画とか、目標とか、立てるのが大好きで色々やってると思うのですが、自分が立てた計画や目標が本当に求めているものとかけ離れていて、自分自身が本当にその立てた目標や計画を望んでいるのかというとそうではないからできない、んですよね。こうしたら周りからいい子って思われるから、とかそういう理由でいつもいい子ちゃんになれるものを選択していることに自分自身、気づいているのです。だから続かないし、振り返るのも嫌になってしまう。そんな状況からどう動くのか決める、のが次の大きなステップになるのかな、と感じました。
自分の中の適量やストレスを把握することはとても大事だなと思いました。
自分のストレスって放っておけば何とかなるって思いがちです。でも何でそう思ってしまうんでしょう。向き合うのが怖いから、放っておいてしまうのかもしれない。食べ過ぎてしまったり、眠れなくなってしまったりすることは心のケアが必要。心に向き合うことで自分を守ってあげることも、把握して、より良い自分に近づく近道になったりもするはずです。
立花さんのスイッチが入ったきっかけが彩子さんと結婚すると決めたから、というのがすごく素敵だなって思いました。
何より大切だなと感じたのは、変わりたいと願っている自分や色んなステージにいる自分を承認してあげる、変わりつつある自分を楽しもう、という言葉。1つ1つ取り組んで頑張ろうとしている自分の背中を押しつつ、時に慰めながら共に頑張りたいです‼︎
▾ 村山彩さんの講義
本を読んでからの参加で、話の内容が理解しやすかったなと思います。
でもわかっているだけで行動が伴わなければ意味がない。っていうことがじわじわと感じました
今まで食事を人任せにしていたというか、あまり自分の食事に興味がなかったのかもしれません。ただ食べるんじゃなくて、自分の体になる食事に対してもっと興味を持ってほしい、という話が聞けてとても良かったなと思います。自分の思うよりベターな選択を積み重ねていくことを続けていきたいです。
PFCのバランスのお話はとても興味深かったです。自分でこの2ヶ月間、PFCのバランスに気をつけながら食事を摂取してきましたが、どうしても脂質に偏りがちでした。
▾ 自分の体によい「新たな習慣」について
習慣にしようとしたこと:よく噛むこと、飲み込みそうになったらあと5回噛むこと。
実際:新人のときから急いで食べて持ち場に戻る、を習慣化していたので中々難しかったです。でも最近はよく噛むことに慣れてきたような感覚です。目一杯食べなければ満足しなかったけれど、このところそういえば腹八分目に収まっているような気がします。
もう1つ習慣にしようとしたこと:アプリのあすけん、を利用して栄養バランスに注意してみる。
実際:できたりできなかったり、でしたが、脂質にバランスが偏ってしまうことが多かったです。ただ食べるのではなく、気をつけなければ…と意識が向くようになってきました。
2ヶ月の間に変化があったものもあれば変わらない部分もあり一進一退のような気もしていますが。そんな自分を認めつつ、更により良い自分になれるようにしてきたいです。