自分との対話を深めるビリーフシステム勉強会に通っています

2014年の秋から5ヶ月、月に1回のビリーフシステム勉強会に通って、そして2015年の4月から次のレベルの勉強会がスタート。自分を知ることは新しい発見もあり、自分との対話もあり、自分を知るって自分を取り巻く愛を知るのと同じような感覚かもしれないな、と思って勉強会に通っています。
教えてくれているのは大塚彩子さん(http://www.sonorastudio.net/)。
5/10に第2回目の勉強会に参加してきました。

人は思ったようにしか世界を見れない

自分がこういう世界だと思い込んでいたら、そういう世界しか、自分の目は映さない、ということ。 じゃあ自分が見ている世界を作り出す、自分の思い込みはどんなものがあるんだろう?と探求するのが第2回目のテーマでした。

今回の主役はコアビリーフ、準主役はコーピングビリーフ

コアビリーフ
コアビリーフというのは、簡単に言うと自分の思い込みの1番根底にある、ラスボスみたいなやつです。幼少期からの母親、家族関係の中で自分の中で育っていくラスボス。本当はみんな愛されるために生まれてきているのだけれど、成長過程で愛されてない、大切にされていない、みたいなネガティブなメッセージを受け取ってしまって、そこからどんどん膨れ上がっていってしまったのです。 自分には何かが欠けている、とか。価値がないように思ったり、見捨てられるんじゃないかって不安になったり。そういう心のどこかにひっそり膝を抱え込んでいる寂しくて泣いているような、そんな小さな子供だと思ってもいいかもしれません。ラスボズなのに、小さい泣き虫な子供。
コーピングビーリフ
コアビリーフの機嫌を取るためにルールを決めて動く家来みたいなのがコーピングビリーフ。
自分の思い込みが作り出したマイルールのことです。こうしたらうまくいく、こうしたら傷つかないっていうのを無意識にやってくれています。

自分の性格を作り出しているのは…

コアビリーフの思い込みをさらに実証してその思い込みをさらに強化させちゃったり、無理無理って逃げてみたり、そんな不安とか思い込みとか持ってない!不安なのは頑張ってないせいだ!もっともっと頑張らないと!って頑張って、そういうふうにコアビリーフとコーピングビリーフは結びつきを強くしていって性格を作り上げていきます。 

上司によく言われていたんです。あなたは逃げることしかしてないね、って。まさにその通りでした。 自分の性格ってどんなものかなっていうワークをしたら、全部、問題から回避、回避!回避!しかなくて驚きました。 あたしはただ傷つきたくなくて、愛されているんだって気づきたくて、ここにいていいんだよ、置いていかないよって言ってほしくて、だけど失敗したらそういうの全部なくなっちゃうからって逃げる、っていう選択しか出来なかったな、と改めて見つめることが出来ました。 いい子でいなくちゃ、いい子っていうのは親の言うこと聞いて、自分の言いたいことは言っちゃだめで、悪いって怒られるようなこと、しちゃだめで……そうやって自分を生きてきた。だから全部がそういう基準になっちゃうんですよね。

まとめ

ラスボスのコアビリーフは、本当は囚われのお姫様なのかもしれません。自分を探求することは、囚われのお姫様を救いだして、もう怖くないよ、よく頑張ったね、もう寂しくないよ、これからは幸せに暮らそうねって自分の心地よい生活をお姫様に提供してあげることの第一歩。
あたしたちは日々大人として成長していく。大人になるということは選択肢が増えていくことなのだと、あたしは何となく思うのです。 
選択できます。心の中で泣いている子どもを救いだして、もう良いよって抱きしめるか。それとも見ないフリをして、目の前の忙しい現実だけに目を向けるのか。 選択して、あとはどうしていくか、というのも、決めることができる。自分を苦しめているところから逃げるのか、向き合って受け止めるのか。 
夢をなくしていくのが、大人ではなくて、大人だからこそもっともっと夢をみて、選択していくことをしてもいいのかもしれません。大人になりたいって子どもがときめく世界があったらいいな、そんな風に思ったのでした。

沢山自分と対話して、自分を見直して、そういうことが出来るのは凄く幸せなことですね。
来月の勉強会も楽しみです。

ザ・ワーク 人生を変える4つの質問

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すべては変えられる ―「思考」をつくる心の奥の秘密―

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